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はじめに
新年一発目のブログは、オンライン留学のメリットとデメリットについてまとめさせていただきます。コロナ禍がまだ続き、一向に収束しない中、気になってくるのは「留学」の未来です。
本格的にオンライン留学がありえそうな時代になってきました。
私が実際に数ヶ月大学留学をオンライン上で経験して、どう感じたか、メリット・デメリットは何か時間編・勉強編・健康編に分けて紹介していきたいと思います。
メリット
時間編
時間を有効的に使える。これは、オンライン授業(留学)1番の醍醐味だと思います。授業が終わってすぐご飯を食べたり、課題をやったりすることができます。
通学時間がなく基本的に家にいるので、忘れ物なども絶対にないし、本当に自分次第で効率よく生活ができます。授業10分前に起床すれば間に合うから、睡眠時間も十分取れます。
さらに、午後に時間が空くのでバイトがしやすいです。実際に留学していたら、授業後にバイトにというのは精神面でも体力面でも勉強面でも厳しいと思いますが、オンライン留学は、精神面と体力面が安定している分、勉強(課題)をやる時間を残しておけば、充分バイトと両立できます。
私自身楽しくバイトをしているので、これはとてもありがたいです。そして、時間を効率良く使うのが好きなので、オンライン授業は本当に生産的で便利だなと感じることが多いです。
勉強編
勉強編の最大のメリットは、生徒と先生の距離が近いことだと思います。
オンライン授業のため、先生も教室の移動などなく時間を有効的に使えます。先生達の時間があけば、生徒との時間も増えるので、質問する時間も増えるし、先生とコミュニケーションする時間も自分で作れます。
また、私はTeamsで授業をしているのですが、先生とLINEのように一対一のチャットをすることが可能です。そこで、授業のわからなかったポイントを聞いたり、質問セッションを先生に予約して、後日この部分がわからない!と一対一でビデオ通話をすることもできます。
対面授業だと中々こまめに分からないところを質問するのは難しいと思うので、授業を沢山理解したり質問が沢山できるという面では、オンライン留学の方がいい気がします。
他にもオンデマンド授業は、見返したり止めながら授業を聞くことができるので、勉強効率がものすごく上がります。テスト前など、復習の際は、分からない分野をそのまま先生に聞くのではなくある程度自分でオンデマンド授業を見返して復習することができます。
自分で勉強する力をより培えるかもしれません。
健康編
心理的健康面は、すごく良好に保てると思います。
もちろんオンライン留学での葛藤もそれなりにありますが、日本という慣れた環境で生活していることは、ストレスフリーに保ってくれる大事な要因だと思います。
仲の良い友達や家族とすぐ会える環境は、自分の中でとても大事なメンタルヘルス安定の一つです。留学をすると、家族や友達とは会えず孤独な時間が必ずしもあるわけですが、オンライン留学ではそれはありません。(日中、一人でパソコンに向かって勉強する孤独感はありますが)。
留学は、その苦難が自身の成長へ導くものですが、オンライン留学ではそれは経験できません。デメリットといえばそうですが、留学を一度経験した私にとって、メンタルヘルスが安定してることは、勉強の効率も上がるので今回はメリットとしてカウントさせていただこうと思います。
デメリット
時間編
勉強面での時間効率は十分メリットなのですが、人とのコミュニケーションの時間は少ないと感じます。
授業後のコミュニケーションがない分、先生と話すことができなかったり、先生が生徒のことを理解しきれない部分が出てきたりします。しかし、メリットの勉強編で述べたように自分から先生に近づいていけば、先生もその生徒のことをよく理解することができるし、適切なアドバイスも可能です。
自分から近づかないとこの部分は多大なデメリットになってしまうと思います。
他にも、クラブ活動が無いため、人脈形成がしずらいこともデメリットの一つです。
効率良く時間は使えますが、コミュニケーションという大事な時間もその際に削ぎ落とされてしまいます。色んな国の友達が欲しかった自分として、授業が同じでチャットしあうけど、実際にカフェなどに行って会話することができないのは、とても残念だなと感じます。
しかし、先程クラブ活動はないと言いましたが、オンラインクラブはあります。私はacademic English clubというのに所属しているのですが、みんなでwritingを書いてきてそれを読み合い議論し合うというものです。
そこに所属している子達とは、週に一度会話する機会があります。私自身そういうので大学内のコミュニティ活動は補っています。他に、バイトや日本語教師をしているので、大学外のコミュニティ形成は順調に行ってます。
しかし、実際の留学で形成される多種多様なコミュニティが恋しいのは確かです。そこで学ぶ文化的側面も必ずあるのでその学びを得られないのは大きなデメリットかもしれません。(チャットでコミュニケーションすることはできますが、対面と比べると物足りない気がします)
健康編
運動不足と眼精疲労のデメリットは書かなければなりませんね。
オンライン授業を受けてる全ての人に共通する話ですが…笑笑
パソコンと向き合う時間がただでさえ長い上に、課題や資料もパソコン上にあるので、本当に眼精疲労は大変です。
印刷できる資料は、紙に印刷して、少しでも眼精疲労を減らそうと工夫しています。運動不足は、もうどうしようもないですね笑笑 友達は、ランニングとかしてるみたいですが、、、私は、、、してません笑笑
勉強編
英会話力の低下です。
ライティング系のサポートは、十分オンライン留学で成長を感じられましたが、会話力の低下は余儀ないかもしれないです。
住んでいる環境が日本ということと、パソコンを閉じたら留学が終わる。そんな環境にいるので、英語を発する機会も少ないし、聞く機会も少ないです(読む機会と書く機会は多い)。そして、他国の文化を学ぶことができないということです。
留学していたら、感じるはずのその国の文化の特徴を経験できません。そこは、デメリットとして作用してしまいますね。
他に、グループワークの時に、無言になる生徒がいて、困るということですね笑 話しかけても何も応答してこないクラスメイトもいました。
対面授業なら、意欲的じゃなくとも少なくとも返答しないということはないと思いますがオンライン留学なら、音声ミュートで無視することが最も簡単にできてしまいます。そういうクラスメイトがいる時は本当に困るし、嫌な気分になります笑
これは、メンバーによって毎回状況が良くも悪くも変わるのですが、こういう面でも会話力の低下率が上がってきますよね。対面留学なら、とりあえず会話会話という感じになりますがオンライン留学のグループワークは、お互い無言でチャットで話し合うという形が多い気がします。
私自身、積極的に授業に参加して話す努力はしていますが、1日で英語を何回かしか話さない時が多いです。英会話カフェなど日本には今色んなコミュニティがあるので、時間がある人はそういう場所に赴けば、このデメリットも少しは改善されていくと思います。
オンライン英会話は、たくさんの種類があります。結構迷う方もいると思いますが、この記事が凄いまとまっていて整合性がとってもあるので、一度クリックして参考にしてみると良いと思います!自分の目的としたオンライン英会話が見つかるはずです。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
メリットとデメリットは、自分次第で変化すると思います。時間管理が下手な人は、オンライン留学でもメリットになるはずのものがデメリットに作用してしまう可能性があります。
また、デメリットにあげた人脈形成も、日本で色々な活動(社会活動や趣味)をしていけば、国内で人脈形成をすることができ、オンライン留学をしていなければ出会えなかった人と出会えるかも知れません。
このように、自分次第で全て変えられてしまうのがオンライン留学の特徴かもしれません。私はまだしばらくオンライン留学が続くので、時間が経過すればこの考えも変わっていくかもしれませんね。
その際は、引き続き、アップデートしていきたいと思います!
追記
オンライン留学のデメリットでもある、人脈がなかなか広がらないという欠点を払拭するために、
コロナ禍で、留学することが難しい中、それでもオンライン留学という道を選んだ人達でコミュニティを作れたらいいなと思い、このオープンチャットを開設しました!!!
オープンチャット「オンライン大学留学生の集い」
ご参加待っています!!!