ボスキャリ2022 体験談

就活

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

ボスキャリ2022年参加者が語る、3日間の流れと私の体験談を紹介していきます。

この記事はこんな人におすすめ!

・ボスキャリに行くか、行かないか迷っている

・ボスキャリの概略が詳しく知りたい

外銀インターン内定までどのようなことが行われているか知りたい人

最初に

まず初めに私が、どのような応募をしていて、どのような目的で参加したか、私の状況をご説明します。

私は、インターン選考のみに的を絞って応募をしました。なぜなら、イギリスの大学生且つ低学年であったので、本選考に応募するのが少し怖かったからです。もし失敗してもロンキャリがあると保険をかけた上での参加でした。また、インターンをして、実際に働くとはどういうことなのか実体験を積みたいと思っていたことも理由の一つです。

以下が私の応募履歴と結果概略です。

応募社数:11社

ボスキャリでの事前面接予約:3社4回

ディナー参加:1社2部門

結果:外資系投資銀行、外資コンサル、GAFAM(1社)インターン獲得 →外資系投資銀行のインターンを承諾

【注意】今回は、事前面接などの詳細を除きボスキャリでの出来事のみを記録しています。

ボスキャリの特徴とコツ

簡潔にボスキャリの特徴とコツを上げていこうと思います。

早めの応募がおすすめ(優秀な生徒には、リクルーターがついたりして優先されていく)

最後まで気が抜けない(決まったルールがないのがボスキャリです。内定がいきなり出ることもあります)

本当に疲れる、けど、思い出にはなる(体力的にも精神的にも大変でした

観光する時間はちょっとだけある(面接の合間や最終日に観光をしていました)

ホテルは会場近くがおすすめ (高額でしたが、その分体力は温存できました)

何が起きるかわからない、運命の連続(色々な出会いの場でした)

会社の雰囲気がわかる。自分に合う合わないが分かる。(実際に会社の社員さんとお話しできるので雰囲気を感じることができました)

ディナーに呼ばれたからと言って内定が出るわけではない(これは本当に怖いですよね)

ボスキャリ持ち物一覧

まず最初にボスキャリに私が何を持っていったのかリストを公開します。

ご自身でダウンロードして、その他の欄に自分が追加で持っていかなければならないものを書いたり、メモ欄に面接の時間などを記入できるようなテンプレートを作成いたしました。

ぜひ、ダウンロードしてお使いください。

スケジュール

ざっとスケジュールはこんな感じです。

ボスキャリ前々日

まずは、アイルランドでのミスフライト。

ここから私の旅は始まりました。マンチェスターからアイルランドに行く飛行機が時間になってもゲートが開かなくて、大焦り。ボストン行きの飛行機、流石に待ってくれてるはずだよね!って思ってたら、2時間の遅延だったので、しっかりボストン行きの飛行機とおさらばしてしまいました。

泣きたいくらい絶望したけど、運のいいことに同じマンチェスターに住んでる老夫婦と知り合えて、彼らが英語が拙い私を連れて、タクシーに乗せてくれて、次の日のタクシーまで予約してくれて、一緒に夜ご飯を食べてくれて、愛情くれたおかげで最悪な一日は最高の一日に変わりました。歯ブラシも買ってきてくれたりして、なんかもう人の優しさに触れあった、そんな一日目でした。

旅は、こういう予期せぬ事があるからこそ忘れられない思い出になるんだなと自分を言い聞かせて前を向きました。

今でもあの日のこと鮮明に思い出せるし、ミスフライトしないことが一番ですが、いい出来事もあったので今となっては良かったなと思いました。

ボスキャリ前日

そして翌朝、無事ボストンへ行く飛行機に乗れ、現地到着できました。

そこからすぐに着替えて、メイクをして、前日ディナーに足を運びました。電車で行こうとしたのですが、電車がまさかの遅延をして、タクシーで大急ぎで向かったのを覚えています。この時の自分の運勢ランキング絶対に最下位な自信があるくらいついてなかったです。

ディナーに関して、本当に緊張しましたが、なんとか乗り切りました。

その後に、同社の他部門とのディナーにも行きました。この時点で睡眠不足で疲労困憊でしたが、向こうがくれたチャンスを自分から無駄にしたくないと思い、終わった後に速攻向かいました。

そこでも、色んな社員さんと話す機会があり、ひたすらその部門に来て欲しいと言われ続けた数時間でした。こんな金融知識もない、教育学を学んでいるただのポンコツ大学生に、ありえないくらいのエリートの道を歩み続けてる外銀勤務の方が、私に話しかけて、「○○はあなたのこと評価してるよ。人間性が最高にフィットすると思う」って言ってくれた時、本当に嬉しかったです。こうやって素直に思いを伝えてくれる方は、尊敬ができるしすごくかっこいいなと思いました。

しかし、その部門は、部門の中でも花形ってこともあってキラキラしてて、地味な私には合わないかなともそこで思いました。笑

そしてほぼオール状態のディナーを2回経て、疲れているはずなのに謎のアドレナリンが出て寝れず、よくわからないまま次の日の朝を迎えました。

ボスキャリ1日目

そして翌朝、朝イチで私が志望している部門と面談を1時間行いました。

特に詰められることもなく普通の談笑だったので、余計に不安になって、

え、今日ってディナーありますよね?ってまさかの自分から聞いてしまったのを今でも覚えています笑

そしてその方から、後で人事から場所等は電話しますって言われて、本当に電話くるのかなとドキドキが止まらない数時間をそこから過ごしました。

その後に、昨日お呼ばれした他部門と1.5時間の面接しました笑 

こんなに時間を割いて、私を説得してくださるのは、それだけ自分に適性があるのかなとも思いましたが、やはり最初から自分で決めた部門に行きたいと思いお断りしようと決めました。

こんな流れで、この会社との面接は終了しました。その後に他の外銀との面接がありましたが、30分のところ15分で終わったので、落ちたなと思いました。結果もサイレントでした笑

その後、本当に疲労困憊すぎてホテルで昼寝をしました。それでもまだ会社から当日ディナーの詳細がこなくて、1人でアワアワして、独り言を永遠言ってました。笑

しばらくすると、ようやく人事から電話がかかってきて、OO部門とOO部門、両方からオファー出ていて、ディナーに誘われています。どちらかに決めて頂かないといけないですと伝えられました。即答で自分が最初から希望していた部門を選びました。

契約書にサインをしないといけない為、今すぐ会場に来てくださいと言われ、急いで向かいました。会場に着くと、面接官の方におめでとうございますと言われ、そのまま契約書にサインしました。

すごく嬉しくてウキウキで、今でも鮮明に覚えているくらい嬉しかったです。

そして、一回帰って身だしなみを整えて、ディナーに行こうとしたら、なんとここで小学校の友人遭遇しました笑 こういう出会いもなんかとても素敵だなッとしみじみしました。

そして、いよいよ内定者ディナー。昨日は4人だったけど今回は3人しかいませんでした。そこで、やっぱりディナーに呼ばれたからといってオファーは出ずに、ディナーでも一定の選考は行われているんだと実感しました。

この内定者ディナーは、昨日と比べられないくらい楽しかったです。

ディナーでは、ステーキを食べましたが、アメリカンサイズにびっくりしていた私に気にせずに残して〜っと言ってくださったり、私がビール頑張って飲んでたら無理しないでって言ってくださるし、本当に人をよく見ていて気遣いがすごい方達だなと思いました。

なんやかんやで、ディナーが終わり、来年の夏よろしくお願いしますとなり、あー本当にインターンできるんだと喜びを噛み締めました。

その後に、ボストンで有名な夜景を同期と見に行って、この部門の雰囲気がすごい好きだなと愛着がものすごく芽生えました。

この部門に決めた最終的な決め手は、

最終面接で、「嫌な人がいたらどうする?」と聞かれた時に「コミュニケーション頑張って取ります」と私が答えると、「それでも無理な場合は…?」と聞き返され、「ん、、え、、、相談します。」と答えたら、「そう、どうしても無理な場合は僕に相談してね。」と仰って頂けたことです。

このような人間性の方がいるような部門でなら、働けそう、頑張れそうと思いました。

とにかくみんな優秀で多彩で素敵な人たちで、終始影響を受けていました。

ボスキャリ2日目

2つ日目の朝一にGAFAM(1社)との面接を行いました。結果は、後日連絡でしたが、合格することができました。

その後に、日本語教師の生徒がたまたまその時期にボストンに出張をしていて2年越しに初めて会いました。本当に優しくしてくださって、ハーバード観光や一緒にお昼食べ、インターン合格おめでとう会も一緒にしてくれました。

2.5年間ほぼ毎週、日本語の授業やって、この数年間でお互いのそれぞれの環境も変わっていって、それでもこうして繋がっていられることに感慨深いなとしみじみしていました。

いよいよお別れ…!となった時に、私が2年前にその方の誕生日にあげた手紙を持っていて、日本語で書いてある「初めて会えた時に開ける手紙」をボストンまで持ってきてくれていました。

この方の人間性は、本当にすごいなあって思ってて、仕事も家族も恋人も大事にしてて、人として尊敬もするし、大人としても尊敬する。これまた私の人生の中の大事なキーパーソンです。

それが終わったら今度はイタリア人の友達!インターン選考で知り合ったイタリア人です。日本で就職したいといつも言ってて日本愛がすごくあって可愛いお友達笑 

色々悩みとか聞いてあげていたけど、日本語勉強するの楽しいって言ってくれて、日本で頑張って働ける様になって欲しいな〜って思いました。(無事にボスキャリ経由で日本で働けるようになったらしいです!)

ボスキャリ3日目は、参加しなかったので、こんな感じで、私のボスキャリは、終わリました。

月曜日に大事な授業があったので全日程参加出来なかったのです。内定ディナーが最終日もあったそうなので、最終日までいるのは大事かなと思います。

最後に

人に恵まれたボスキャリでした。アイルランドでのミスフライトから始まった私の旅は、最後まで色んな人に支えられたものでした。

インターン内定をいただいた会社の方々は、人間として尊敬できる方ばかりで、この方々と一緒に働かせていただくのが本当に嬉しいです。

これからきっと色んな困難があるし、辛いこともあるけれど、どんな時も自分に厳しく人に優しい人間でいたいなと思いました。自分が人からパワーをもらって頑張れるように、私もこれから誰かにパワーを与え続けられるような人間になっていきたいなと思います。

改めて、人生が動いた激動の三日間だったと思います。実際に働かれてるエリートの方とご飯に行く機会は滅多にないからこそ、学生としては貴重な経験をさせていただきました。

ここに至るまで本当にたくさんの葛藤があったりしましたが、どうにか乗り越えられてよかったです。

私にできることがあればいつでも相談に乗りますので、SNS経由又はこちらのブログお問い合わせ経由でご連絡下さい!私もたくさん悩んだのでボスキャリ経験者として今度は誰かの役に立ちたいと思っています。

皆様の就活がうまくいきますように願っております。最後まで読んでくださりありがとうございました。

就活その他
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アイルランドに1年間の高校交換留学を経験し、その後海外大学に進学。
人生を記録し、誰かに影響を与えたいという思いから、このブログを始めました。主に留学体験談や勉強法、人生経験について共有し、留学相談も受け付けています。

このブログは18歳で始め、現在21歳で約3年間、自分で作成から校正まで行っています。完璧ではないかもしれませんが、これからも精一杯更新していくので、応援していただけると嬉しいです。

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