この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。
― 社会人になった今、心から伝えたいこと ―
「留学、行ってみたい。でも怖い。」
「本当に意味あるのかな。」
「親として送り出すのが不安です。」
そんな声を、これまで何度も聞いてきました。
今日は、社会人になった今だからこそ言える、私なりの答えを書いてみたいと思います。
好奇心旺盛で、何でも挑戦する子どもでした
小中高校生の頃の私は、一言でいうと
「好奇心旺盛で何事も挑戦!」
英会話には通っていましたが、英検には苦戦。
決して“帰国子女レベル”ではありませんでした。
それでも、「世界中に友達をつくりたい」という夢だけはずっと持っていました。
留学のきっかけは、シンプルでした
幼少期から英語に触れていたこと。
そして、「世界中の人と友達になる」という純粋な憧れ。
それがすべての始まりでした。
高校留学:アイルランドでの1年間
高校では EF(留学団体) を利用し、アイルランドの現地高校に1年間通いました。
初めて海外に行って驚いたこと。
隣人が羊さんと牛さんだったことです(笑)
都会育ちの私にとっては大きなカルチャーギャップでした。
コンビニもない。娯楽も少ない。日本のテレビの話も通じない。
でも、その「不便さ」こそが、私を成長させました。
英語力はどうなったの?
英検に苦戦していた私ですが、
高校留学を経て猛勉強し、帰国時には IELTS 6.5 まで伸びました。
そして何より変わったのは、英語力以上に「海外への意欲」。
「もっと広い世界を見たい」と思い、大学でも留学することを決意しました。
大学留学:マンチェスター大学へ

大学ではイギリスの マンチェスター大学 に進学しました。
高校留学とはまた違う挑戦。
自立が求められる環境でした。
でも正直に言うと、成長の“質”が違ったのは高校留学の方でした。
なぜなら、高校留学はある程度「拘束された環境」で、逃げ場がなかったから。
その中で人と向き合い続けた経験は、想像以上に大きな財産になりました。
小中高で海外に行く最大のメリット
私が思う最大のメリットはこれです。
個人を超えて、“日本人”として見られる経験ができること。
日本にいると当たり前だったことが、海外では当たり前ではない。
- アニメの話が通じない
- 日本のテレビ番組の話題が共有できない
- 共通の文化的前提がない
「共通の話題がない中で、どうやって人と関係を築くか?」
それを自分で考えなければいけませんでした。
異なる文化、価値観、宗教、考え方。
違いを受け入れなければ、日常生活が成り立たない。
戸惑い、悩み、傷つきながらも、
人と向き合う力が自然と養われました。
その経験は、人間としての“土台”をつくってくれました。
留学経験は、社会人になった今も生きています
学生から社会に出ることは、私にとって留学とよく似ています。
社会はとても広く、多様です。
- 自分の考えが伝わらない
- 価値観が違う
- 仕事の進め方が違う
そんな場面に、毎日のように出会います。
でも支えになっているのは、留学で培った
- 相手を理解しようとする姿勢
- 自分の意思をはっきり伝える力
他人に押し潰されないように自分を大切にしながら、
相手の違いを受け入れ、その中で成長していく力。
これは、間違いなく留学がくれたものです。
迷っているあなたへ
留学は、英語力を伸ばすためだけのものではありません。
それは、
- 世界の広さを知ること
- 自分の小ささを知ること
- でも同時に、自分の可能性を知ること
です。
怖い気持ちは、あって当然。
不安があるのも、当たり前。
でも、その一歩の先にある景色は、
きっとあなたの人生を変えます。
そして社会人になったとき、きっとこう思います。
「あのとき、勇気を出してよかった」と。
もし親御さんがこの記事を読んでくださっているなら。
お子さまが海外に出ることは、
確かに不安かもしれません。
でも、世界の中で自分の立ち位置を知る経験は、
将来どんな道に進んでも、必ず糧になります。
留学は、ゴールではありません。
でも、人生の大きな分岐点になることは間違いありません。
迷っているあなたへ。
その一歩を、心から応援しています。
