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先日、めでたいことに卒論を提出しました!教育学部で学んだ3年間の集大成である論文を書き終えた時の達成感はすごかったです。
このブログでは、私がどんなリサーチをして、どういうことを学んだのかシェアしていきます。
リサーチ動機と内容
私のリサーチテーマは「海外大学に行く人とそうでない人の違い」です。
なぜ日本人は日本の大学を選ぶ割合が高く、海外大学を選ぶことが少ないのかという疑問から、このテーマを選びました。
リサーチ方法は、アンケートと短いインタビューを3人に対して行いました。70人以上の方がアンケートに回答してくださって嬉しかったです。
結果
日本人が、大学を決める決定要因として大きく作用しているのは、文化的要因が大きく作用していることがわかりました。海外について情報がある環境にいない人が多く、そもそも選択肢として浮上しないのです。
つまり、多くの日本人は、根本的に海外教育を必要としてないのです。海外に行かなくても、日本という国で幸せに暮らせる体制が整っているからです。この結果を知って、自分の国を誇らしく思いました笑
日本人学生の外部流動性を高めるための戦略は、日本人の特徴である集団主義に基づいて策定されるべきです。まず、情報発信を充実させ、海外留学のメリットについての認識を高めることが重要です。
さらに、留学経験者のロールモデルを活用し、否定的な認識を打破し、留学のやりがいについて具体的な例を示すことが効果的です。
海外留学を未知の道としてではなく、キャリアや自己啓発のための目的意識的かつ戦略的な選択として捉えられるよう、こうした戦略が必要だと考えました。
このような取り組みにより、グローバルに活躍し、つながり合い、理解し合える世界に貢献できる新世代の学生を育成することができると思いました。
日本にいることが悪いのではなく、日本という素晴らしい国を再度認識するために一度海外に行くということが大事だと思っているのです。
これから
この卒論を書いて、少しでも多くの人に、留学の魅力、日本を一旦離れてみる魅力を何らかの形で伝えたいなと思いました。
日本という最高に住みやすい国をより最高にするために、今の若い世代の子達が少しでも多くの価値観を海外で学び、自己成長を遂げて、日本社会に還元できるようになれば、日本はもっと良い国になっていくと思いました。
私が2度目の留学を決意した理由は、1度目の留学が自分の人生を大きく変えたからです。留学にはそんなすごい力があると気づいたからです。そこから多くの人に留学に行って欲しい+何で留学が自分の人生に影響を与えたのか、教育ってすごいというところから教育学に関心を持ち今に至ります。
結果的に、留学の決定要因を調べることができてとても良かったです。もちろん今まで表面的にわかっていたこともありましたが、こうして一つの論文にまとめることができたのは宝物です。
1人でも多く、留学の良さが伝わり、留学を決意してくれる人がいたら嬉しいです。
教育投資の中で一番リターンを得られる確率が高いものが留学だと今でも自信を持っています。留学が生み出すエネルギーは本当にすごいです!
いつか、留学に関わる事業に従事してみたいなとも思っています。
改めて、このリサーチは自分の関心に沿ってできたので、とても楽しく取り組むことができました。